荒井建設
明治時代から続く歴史ある建設会社の新たなアイデンティティデザイン
明治時代から北海道旭川市に根差し、農・林・水産業に関わる土木事業を100年以上行っている荒井建設の新たなビジュアルアイデンティティを手掛けた。
建設現場で働く人たちが自分たちの仕事に今まで以上に誇りを持てることを考えながら、単に意匠や装飾としてのデザインではなく、変化してゆくこれからの時代や多様性に対して柔軟に対応していく姿勢と、表現することができる拡張性の高い総合的なデザインシステムを目指した。
明治時代から北海道旭川市に根差し、農・林・水産業に関わる土木事業を100年以上行っている荒井建設の新たなビジュアルアイデンティティを手掛けた。
建設現場で働く人たちが自分たちの仕事に今まで以上に誇りを持てることを考えながら、単に意匠や装飾としてのデザインではなく、変化してゆくこれからの時代や多様性に対して柔軟に対応していく姿勢と、表現することができる拡張性の高い総合的なデザインシステムを目指した。

ロゴタイプ
旭川の街と人を結ぶ架け橋として、長い時間と歴史を積み上げてきた荒井建設を表現するロゴタイプ。ニュートラルでありながらも、建設会社としての力強さや信頼感を与えられるようなものを目指した。
旭川の街と人を結ぶ架け橋として、長い時間と歴史を積み上げてきた荒井建設を表現するロゴタイプ。ニュートラルでありながらも、建設会社としての力強さや信頼感を与えられるようなものを目指した。
ロゴマーク
AraiとAsahikawaの頭文字であるAをモチーフとしたロゴマーク。ロゴマークを構成する三本の線は、「荒井建設」「旭川市」「街で暮らす人々」の三者を表す。水平に引いた横のラインは荒井建設が重ねてきた歴史や信頼感を表現し、自由自在に交錯する縦2本のラインは街や人々に寄与しながら成長していくこれからの荒井建設の発展的な企業姿勢や多様性、柔軟性を表現している。
AraiとAsahikawaの頭文字であるAをモチーフとしたロゴマーク。ロゴマークを構成する三本の線は、「荒井建設」「旭川市」「街で暮らす人々」の三者を表す。水平に引いた横のラインは荒井建設が重ねてきた歴史や信頼感を表現し、自由自在に交錯する縦2本のラインは街や人々に寄与しながら成長していくこれからの荒井建設の発展的な企業姿勢や多様性、柔軟性を表現している。

社員ひとりひとりの個性を表現する「A」
荒井建設の社員ひとりひとりが「A」の3本線を自由に動かし、自分だけのオリジナルのロゴマークを作成することが出来るロゴキットをプログラミングの考え方を用いて制作。デザイナーの手からあえて離すことで、それぞれの荒井建設への想いがこもった豊かで多様に変化する自発性のあるデザイン作りを試みた。
荒井建設の社員ひとりひとりが「A」の3本線を自由に動かし、自分だけのオリジナルのロゴマークを作成することが出来るロゴキットをプログラミングの考え方を用いて制作。デザイナーの手からあえて離すことで、それぞれの荒井建設への想いがこもった豊かで多様に変化する自発性のあるデザイン作りを試みた。


封筒
封筒は各支店毎に作るのではなく、ひとつの封筒にリスト化してまとめた。差出側は自分の支店のAマークをなぞることで所在を明確化する、という遊び心を盛り込んだ仕様とし、視覚的にも分かりやすく、制作コストも抑えられるような工夫を凝らした。
封筒は各支店毎に作るのではなく、ひとつの封筒にリスト化してまとめた。差出側は自分の支店のAマークをなぞることで所在を明確化する、という遊び心を盛り込んだ仕様とし、視覚的にも分かりやすく、制作コストも抑えられるような工夫を凝らした。




各種制作物
ひとつの固定化されたロゴではなく、遊び心を取り入れながら、各グループや部署、社員ひとりひとりにも自分だけのロゴがあってもよいのでは、という能動的な考えのもと、メインとなる企業ロゴを可変させてパーソナルロゴを作成することを提案。各社員の名刺やヘルメット、作業ベストなどに使用することで、デザインがコミュニケーションツールのひとつとなるよう試みた。また、社員ひとりひとりが建設現場に誇りを持って荒井建設をドライブしていくという自覚を社内に促し、社外的には多様性や、個性を大切にする社風だというイメージを打ち出すことを意識してデザイン全体を思考した。
ひとつの固定化されたロゴではなく、遊び心を取り入れながら、各グループや部署、社員ひとりひとりにも自分だけのロゴがあってもよいのでは、という能動的な考えのもと、メインとなる企業ロゴを可変させてパーソナルロゴを作成することを提案。各社員の名刺やヘルメット、作業ベストなどに使用することで、デザインがコミュニケーションツールのひとつとなるよう試みた。また、社員ひとりひとりが建設現場に誇りを持って荒井建設をドライブしていくという自覚を社内に促し、社外的には多様性や、個性を大切にする社風だというイメージを打ち出すことを意識してデザイン全体を思考した。
Client:
Arai Construction
Scope of Work:
Visual Identity Concept & Creation
Design Direction
Design Guidelines
Stationaries
Team:
Design Direction: &Form
Creative Direction: KESIKI
Art Direction: Arata Maruyama
Design: Arata Maruyama, Chihiro Ishikawa, Hibiki Amano, Rikako Suda
Website: Multiples
Arai Construction
Scope of Work:
Visual Identity Concept & Creation
Design Direction
Design Guidelines
Stationaries
Team:
Design Direction: &Form
Creative Direction: KESIKI
Art Direction: Arata Maruyama
Design: Arata Maruyama, Chihiro Ishikawa, Hibiki Amano, Rikako Suda
Website: Multiples