ある男
日本アカデミー最優秀賞受賞作品のメインタイトル及びモーショングラフィックス
『愚行録』『蜜蜂と遠雷』『Arc』などの作品を手掛け、いま国内で最も注目されている映画監督のひとりである石川慶監督が、平野啓一郎原作の『ある男』を日本映画界を代表するキャストで実写化した映画『ある男』。第46回日本アカデミー最優秀賞を含む8冠を受賞した本作品のメインタイトル及びオープニングシーンのモーショングラフィックスのデザインを手掛けた。
『愚行録』『蜜蜂と遠雷』『Arc』などの作品を手掛け、いま国内で最も注目されている映画監督のひとりである石川慶監督が、平野啓一郎原作の『ある男』を日本映画界を代表するキャストで実写化した映画『ある男』。第46回日本アカデミー最優秀賞を含む8冠を受賞した本作品のメインタイトル及びオープニングシーンのモーショングラフィックスのデザインを手掛けた。
映画のストーリーからデザインを導く
一人の人間の中にはいくつもの人格(分人)があり、その複数の人格の集合体が一人の人間であるということをテーマに、「私」とは何かを問うストーリー。愛したはずの夫が全く別人だった場合、人は過去も愛することができるのか。
友人や職場、家庭においてなど人は誰しもひとつの人格ではなく、その狭間で揺れ動きながら生きているのかもしれないと映画から感じたため、日本語の明朝体でもゴシック体でも表現出来ない、その中間地点を模索しながらタイトルをデザインした。モーション部分はコーディングデザインを用い、始点である明朝体からデザインした明朝体とゴシック体を混ぜたデザインを通り、終点であるゴシック体に帰結させた。
一人の人間の中にはいくつもの人格(分人)があり、その複数の人格の集合体が一人の人間であるということをテーマに、「私」とは何かを問うストーリー。愛したはずの夫が全く別人だった場合、人は過去も愛することができるのか。
友人や職場、家庭においてなど人は誰しもひとつの人格ではなく、その狭間で揺れ動きながら生きているのかもしれないと映画から感じたため、日本語の明朝体でもゴシック体でも表現出来ない、その中間地点を模索しながらタイトルをデザインした。モーション部分はコーディングデザインを用い、始点である明朝体からデザインした明朝体とゴシック体を混ぜたデザインを通り、終点であるゴシック体に帰結させた。
Client:
Shochiku
Scope of Work:
Movie Logo
Title Sequence
Team:
Design Direction: &Form
Movie Logo: Arata Maruyama
Creative Coding: Takashi Aoki
Shochiku
Scope of Work:
Movie Logo
Title Sequence
Team:
Design Direction: &Form
Movie Logo: Arata Maruyama
Creative Coding: Takashi Aoki